異常なほど汗をかく多汗症

汗なら誰でもかくし、全然おかしいことではありません。

体温を調節する役割が汗にはあります。

だから、汗は出してあげないといけないんです。

でもやっぱり、かいてしまうと気持ちが晴れなくて、早くすっきりさせたいって
思いますね。

特に多汗症は、普通の人の倍以上の汗が体から出てきてしまうので、
衛生面や人付き合いを考えると不安になり、不潔だと思われていないかな？

シャワーを浴びてリセットしたいなぁ、なんて人一倍そんな気持ちになるのではないかと
思います。

私も実は多汗症なんです。

一言に多汗症といっても症状が起きる場所はいろいろあって、
私の場合、手のひらに大量の汗をかきます。

それも物心ついた頃からなので、これが自分の体質だと
思っていました。

手汗は、教科書に触るとき、鉛筆を持つとき、紙に文字を書くときに
辛かったですね。

タオルで汗を拭いてから行わないと、紙をぐちゃぐちゃにする恐れがあります。

特に年間を通じて使う教科書の扱いは出来るだけ触らないように
何枚もタオルを重ねて気を使ってました。

筆記作業も決して楽ではなく、出てくる汗を拭いて乾かそうと息で
ふ〜ふ〜しながら必死でした。

それ以外でも、夏場は蚊に刺されたように手が腫れてしまい、不快な思いを
したことがあります。

それでも症状を打ち明けられるのは家族だけでした。

私の周りでは手汗で悩んでいる人はいなくて、理解してもらえないと
思ったからです。

少数派だと認めて過ごしてきましたが、大人になると手汗に関心を
持ち始めます。

本当に少数派なのか？治す方法はないのか？インターネットで調べてみると、
手汗に悩む人は意外と多く、自分だけじゃないんだ、こんなに仲間がいるって
思いました。

普通の人よりも汗腺がいっぱいあって少しの刺激でたくさん汗をかいてしまう
仕組みになっているそうです。

それで、治すにはまず手術する方法があります。

内容を読むと、麻酔の注射を打って、メスで汗を出すもとになる交感神経を
切断する手術みたいです。

こうすることで、手汗が止まります。

一度行えばもうすっきりの手術ですが、怖いなって思いました。

でも、もう一つの方法で手汗に効く制汗剤がありました。

真剣に悩む方は一度使って見るといいんじゃないかと思います。

現在、私はタオルを持ち歩いて凌いでいますが、正直使ってみたい気持ちが
大きいです。